朝まで読める明るさを保持
いつ津波が起きても避難できるよう一晩中発光させるためには、励起停止後720分(12時間後)のりん光輝度が、10mcd/m2以上の屋外II類の水準の性能が必要不可欠です。
10年後も超高輝度を維持
ヒカルサLSで使用されている蓄光シートは、屋外10年相当の耐候性試験を実施後、720分後のりん光輝度は13mcd/m2以上を有していることが証明されています。
また、重塩害地域に設置されることを考慮し、塩水噴霧試験を800時間を行った結果、同様に10年後でも屋外II類(JIS最上級規格)をクリアする十分なりん光輝度を有していることが証明されています。
試験結果 [励起停止後720分後のりん光輝度]
JIS Z 9098 規格値 | ヒカルサLS | |
---|---|---|
II類 | 10mcd / m2 | 15mcd / m2 |
I類 | 3mcd / m2 | 7mcd / m2 |
JIS Z 9098 規格値 | ヒカルサLS | |
---|---|---|
II類 | 10mcd / m2 | 15mcd / m2 |
I類 | 3mcd / m2 | 7mcd / m2 |
試験機関:一般財団法人日本塗料検査協会
※720分後のりん光輝度は、一般財団法人日本塗料検査協会において測定した結果であり、保証値ではありません。
長期間の屋外使用にも耐える耐水性
屋外での長期間使用を目的に開発した、極めて耐水性に優れた蓄光顔料を使用しています。
離れている場所からでも見つけやすい
『全面発光式』
部分発光の例
部分発光サインは、暗闇で発光する部分のみが目立ちますが、全体的な視認性は低くなります。
これは、発光部分以外が暗いままであるため、サインの全体像を把握しづらいことが原因です。
全面発光の例
全面発光蓄光サインは、サイン全体が発光するため、遠距離からでも容易に認知することができ、避難者がサインを見つけやすくなります。
避難経路が明確に示されるため、迅速かつ的確な誘導が可能です。
日本標識工業会推奨の試験項目(JIS Z 9098より)12項目においてすべての基準をクリア。
耐候性
耐汚染性
耐水性
耐湿性
耐拭取り性
耐薬品性
耐衝撃性
耐燃性
耐食性
蓄光材料の昼間の色
蓄光材料のりん光輝度
表面印刷の付着性
経年変化
高知県 黒潮町(約500ヶ所に設置)
超耐候性トップコートで美観維持!
製品一覧
全面蓄光サイン構造体取付け式
ヒカルサプレート
ゆうどう・ばしょ
蓄光シート+ソーラー照明
ヒカルサ9097
ゆうどう
ソーラー照明でサインを照らします。方向矢印、ピクトサイン部にⅠ類蓄光シートを使用しています。
型番 | サイズ | 材質 | 重量 | タイプ |
---|---|---|---|---|
HKL-9097 | H2980×W400 | 支柱 /アルミ形材 ポール/アルミ形材 |
23.8kg |
外照式サイン |
太陽電池 | サイズ | 材質 | ||
---|---|---|---|---|
1.3W | ニッケル水素電池 | 白色LED |
サイズ | 材質 | 蓄光性能 | 蓄光板サイズ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
H400×W400 | フレーム/アルミ形材 表示板 /アルミ材 |
I類 ※II類対応可能 |
ピクト / H150×W150 方向矢印/ H150×W150 |
避難標識(ポイント蓄光プレート)
ヒカルサイン
じょうほう・ばしょ
蓄光オンリータイプ
ヒカルサイン
ゆうどう
支柱一体型で、表示面が片面と両面の2種類があります。
型番 | サイズ | サインサイズ | 材質 | タイプ |
---|---|---|---|---|
HKS-LS-Y-2P-2060K | H2500×W332 |
H600×W200 |
支柱 /アルミ形材 フレーム /アルミ形材 上桟・下桟/アルミ形材 |
支柱付きサイン (片面表示) |
HKS-LS-Y-2P-4040K | H2500×W532 | H400×W400 | ||
HKS-LS-Y-2P-4060K | H600×W400 |
型番 | サイズ | サインサイズ | 材質 | タイプ |
---|---|---|---|---|
HKS-LS-Y-2P-2060R | H2500×W332 |
H600×W200 |
支柱 /アルミ形材 フレーム /アルミ形材 上桟・下桟/アルミ形材 |
支柱付きサイン (両面表示) |
HKS-LS-Y-2P-4040R | H2500×W532 | H400×W400 | ||
HKS-LS-Y-2P-4060R | H600×W400 |
三層構造の蓄光板をゴムパーツで
アルミ形材に固定しています。
蓄光素材 | トップコート材質 | 蓄光性能 | 発光色 |
---|---|---|---|
アクリル樹脂(PMMA) 耐水性蓄光顔料 |
傷防止硬質加工 超耐候性 トップコート |
II類 ※I類対応可能 |
グリーン |
ソーラー照明灯
ソーラー照明灯『ソライト』にヒカルサLSを取り付けます。
歩道とサインの両方を照らし暗闇の中での避難を導きます。
津波避難タワーにも実績のある組み合わせです。
手すり
手すりの支柱を伸ばしてヒカルサLSを取り付けることで避難場所に対する日常的なアナウンスを行えます。
転落防止柵
転落防止柵にヒカルサLSを取り付けます。
水辺や景勝地の災害対策に。
車止め
車止め+ヒカルサLS
施設入口の車止めに避難場所サインとして。
防災・減災事業債対応品
防災・減災対策のための地方単独事業を全国レベルで早急に進めることができるよう創設された制度で、防災基盤の整備事業などに対して貸付を行っています。
【参考】緊急防災・減災事業債(緊防債)制度の概要
緊急防災・減災事業債とは、東日本大震災を教訓として、全国的に緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災、減災のための事業のうち、住民の避難、行政・社会機能の維持及び災害に強い街づくりに資する地方単独事業等を対象とする地方債で、
◎大規模災害時の防災・減災対策のために必要な施設の整備、避難路の整備
〇津波対策の観点から移転が必要と位置付けられた公共施設等の移転
〇地域防災計画上に定められた公共施設等の耐震化等が対象になります。
緊急防災・減災事業債は、地方債の充当率が100%、そのうち交付税算入率が70%ですので、他の事業債と比較して財源的に非常に有利な制度であると言えます。(令和7年まで延長)
地方交付税交付金算入率:70%
市町村負担
JIS Z 9098
災害種別避難誘導システム
災害警戒区域に配置し、該当の図記号とテキストを用います。
※洪水・内水氾濫及び大規模な火事は該当しません。
水害や土砂災害の警戒区域には「浸水深」や「災害警戒区域」を色分けします。
「現在地」は赤で表示し避難経路を矢印や赤点線で示します。また、「注意喚起」などの大切な情報も記載します。
突発的な災害時に避難できるよう最低限の情報を記載します。
「方向矢印」、「避難場所」、「災害の種類」を図記号で、「避難場所名称」などはテキストで表示し振り仮名及び外国語を併記します。
ここが避難場所であることを示し、災害に対する「適不適表示」を記載します。
場所に応じて「洪水に対し3階が使用可能」などわかりやすく表示します。
JIS Z 9098 災害種別避難誘導標識システムには、注意喚起、避難情報標識、避難誘導標識、避難場所標識を状況に応じてシームレスデザインの考えに基づき途切れることなく提供しなければならない。
ただし、洪水、内水氾濫及び大規模な火事には、注意標識はない。とあります。
避難開始から避難場所に安全に辿り着くには、道に迷わないためにも誘導標識が不可欠です。
災害は昼夜問わず起こり、土地勘のある住民の身にだけ起こるものでもありません。
設置場所に適した景観資材に避難誘導標識を組み合わせることで、「途切れることのない避難誘導」が実現しやすくなります。
JIS Z 9098適合品
JIS Z 9098では、夜間に発生した場合、以下の7つの災害については暗闇対策が推奨されています。
(JISZ 9098:2016 災害種別避難誘導標識システム)
洪水
内水氾濫
高潮
津波
土石流
崖崩れ・地滑り
大規模な火事
これらの災害に対する暗闇対策の詳細は、「附属書H(参考)災害種別避難誘導標識システム暗闇対策」に定められています。
この附属書では、夜間の災害発生時に避難誘導標識を見やすくするための方法が示されています。例えば、蓄光材料を使用して標識を光らせたり、外部照明を設置したりすることで、暗闇の中でも避難経路を明確に示すことができます。
これらの暗闇対策により、JISZ 9098:2016は夜間の災害発生時にも人々の安全な避難を促進することを目的としています。
<JISZ9098図記号一例>
広域避難場所
避難所(建物)
津波避難ビル
津波避難場所
高潮/津波
土石流
崖くずれ・地すべり
JIS Z 9098 災害種別避難誘導標識システムには、注意喚起、避難情報標識、避難誘導標識、避難場所標識を状況に応じてシームレスデザインの考えに基づき途切れることなく提供しなければならない。
ただし、洪水、内水氾濫及び大規模な火事には、注意標識はない。とあります。
避難開始から避難場所に安全に辿り着くには、道に迷わないためにも誘導標識が不可欠です。
災害は昼夜問わず起こり、土地勘のある住民の身にだけ起こるものでもありません。
設置場所に適した景観資材に避難誘導標識を組み合わせることで、「途切れることのない避難誘導」が実現しやすくなります。
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