金属|素材へのこだわり
風憩セコロの特徴とも言える2種類のアルミ材をご紹介します。
材質
アルミ形材
加熱された “ビレット” と呼ばれるアルミニウム合金を、ダイス金型に通して押し出すことにより、アルミ形材を成形します。
これらは押出形材とも呼ばれ、建築材料や家電、産業機械、輸送関連などに使用されています。
風憩セコロでは JIS H 4100 A6005CS-T5 を基本に数種類の材料を用途により使い分けています。
アルミ鋳物
アルミキャスト(鋳物)とは、アルミニウムを溶かして砂などで作成した鋳型(いがた)に流し込んで作る製品のことです。
溶かして流し込みを行うことで、複雑な形・模様を作ることができます。
アルミは元来、鋳造のしやすい素材で熱処理により調質も可能なため、使用状況に応じた機械的性質のバリエーションが豊富な材料と言えます。
風憩セコロでは用途に応じて成分配合の違うアルミ合金を使います。
仕上げ処理
アルマイト
人工的にアルミニウム表面に分厚い酸化アルミニウム被膜を作ることにより、アルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上および装飾、その他機能の付加を目的とした処理。
風憩セコロではJIS H8602に規定されている性能に準拠した処理を施しています。
焼付塗装
焼付塗装とは、塗料に熱を加えて硬化させる塗装方法です。120 ~ 200 度の温度で 30 分以上加熱します。
焼付塗装をすると硬度や耐久性が高くなり、粗熱が取れればすぐに使用できるといったメリットがあります。
焼付塗装のなかでもいくつか種類が分けられます。
風憩セコロでは粉体、アクリル、ポリウレタンなどを、用途に応じて使い分けています。
セコロラップ
高度印刷技術による優れた耐候性を備えたシートです。国土交通省認定不燃認定番号NM2239を取得しています。
風憩セコロではアルミ形材を覆い手すりやフットライトの部材として使用。高い耐久性とメンテナンス性を備えています。