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森について知る、考える
森林が果たす役割と私たちの生活
森林と水のつながり
森林は、私たちの生活に欠かせない水の供給源として重要な役割を果たしています。森林内の湖や川から流れてくる水は、日々の生活に使われています。
さらに、森林は雨を引き寄せる働きも持っています。海や湖、川から蒸発した水蒸気が雲となり、雲から降り注ぐ雨が森林を潤します。そして、その雨水が川や湖へと流れ、再び海へと戻る、これが水の大循環です。
このように森林は、水の大循環を支える存在として、私たちの生活を支えてくれています。
森林が紡ぐ自然の調和
森林は、自然のバランスを支える大役を果たしています。
その中で、森林の木々が空気をきれいにし、森林の川や湖が生き物たちの住まいとなって食物連鎖を支えています。さらに、森林の土が落ち葉や枝から得た栄養を使って、様々な植物を育てています。
森林は自然の調和を生み出し、それを保つ役割があるのです。
森林が守る私たちの生活
洪水や土砂災害などは、山の麓や上流だけではなく、河川の下流にも広く影響の出る自然災害です。
森林の木々が土に根を張ることで山の保水力を高めたり、土砂の流出を防ぐ役割も担うため、洪水や土砂災害などの自然災害から私たちの生活を守ってくれる役割も果たしているのです。
森林を守る事は、私たちの生活を守る
森林は私たちにとって大切な存在です。水源としてだけではなく、自然のバランスを整える役割も果たしています。また、自然災害からも私たちを守ってくれます。 そんな森林も、人の手で管理をしないと維持ができません。 だから、森林を守ることが私たちの生活を守ることになります。森林が健やかなら、私たちはきれいな水を得られ、自然の調和を感じることができます。それが私たちの生活をより豊かにしてくれるのです。