東京都中央区の隅田川(明石町地区)防災船着場は、災害時に防災船着場として人や物資を水上から受け入れる拠点となるエリアです。
このスロープは、車いすやベビーカーにも対応するバリアフリー動線であると同時に、災害時には防災船着場まで4トン車がアクセスできることを前提に計画されています。
このスロープ縁部に、防護柵設置基準SP種に対応したアルミ高欄『レーリング』を納入しました。
『レーリング』は、防潮堤や橋梁の上など、人の滞留が想定される場所に求められるSP種の強度を満たす高欄で、隅田川流域の防潮堤整備でも実績のあるシリーズです。
アルミ形材をアルマイト処理した部材は、腐食に強く水辺環境に適しており、従来の鋼製高欄と比べて自重が軽いため、テラスや堤防上といった重量制限のある構造物にも採用しやすいのが特長です。
スロープ陸側には、アルミ製ユニバーサル手すり『アルミ憩木』を納入しました。
『アルミ憩木』はアルミ押出形材の構造体にアルマイト処理を施した手すりで、海岸沿いや河川沿いなど塩害が懸念される場所にも多数の実績がある製品です。
H850/H650の二段タイプで、大人と子ども、高齢者など身長の異なる利用者が無理なく手を添えられる高さに手すりを揃えています。










