岩手県宮古市の田老漁港にある防潮堤の避難階段用へ、分離式ソーラー照明灯を納入しました。
防潮堤は高さ11mを超える大規模な構造物であり、そのため避難階段の延長も長く、階段の上り口と中間点、そして天端部の3箇所に灯具を配置しました。
設置環境として、照射が必要な階段部分に対して十分な日照条件を確保できる場所にソーラーパネルを設置し、そこから複数の灯具へ電力を供給する分離式が採用。
この方式により、限られた設置スペースの中でも階段全体を照らすことが可能となっています。
外部電源を必要としない独立電源式のため、天端部や壁面への配線工事が不要であり、災害時においても電力会社の送電網から独立して照明機能を維持できます。



