宮城県東松島市大曲堺堀に建つ東松島市津波避難タワーへ、独立電源式のソーラー照明システムを納入しました。
東松島市は東日本大震災において甚大な津波被害を受けた地域であり、この避難タワーは地域住民の命を守る重要な防災拠点として整備されたものです。
納入したソーラー照明システムは、屋上に設置された2基のソーラーパネル本体を中心として構成されており、ここから複数の避難用センサー付分離照明と屋内用天井灯具へ電力を供給する仕組みとなっています。
この分離型のシステムは、太陽電池で発電した電力を蓄電池に貯め、日没を検知すると自動的に出力を抑えた明かりが点灯します。そして人を感知した際には100パーセントの出力で点灯する人感センサーを搭載しており、1灯の消費電力が少ないため、1台のソーラーパネル本体で複数の照明を効率的に運用できる仕様となっています。
屋内や階段部など日照条件の満たない場所にも照明を納入できるよう、太陽電池と照明を分離させた設計としました。









