名古屋市港区船頭場四丁目にある船頭場公園は、東日本大震災の教訓を踏まえて整備された津波対策の要でもあり、海抜約7mまで盛土した高台広場「命山」は最大約3,400人が一時的に避難できるスペースとして計画されました。
この命山の芝生広場と園路に、ソーラー照明灯「ソライトNX」のACコンセント付きモデルを納入しました。
ACコンセントを備えており、災害時には携帯電話や情報端末の充電に利用することができます。避難時の夜間照明と非常用電源の両面を一つのソーラー照明灯でまかなっています。
命山へと上がる階段には、再生木材製ユニバーサル手すり「セコロウッド憩木」を納入しました。
手すりには蓄光シートを組み込んでおり、日中に蓄えた光で薄暮時や停電時でも手すりの位置が分かりやすく、避難経路の視認性を高めています。
基礎には堤防構造への影響に配慮したスリーブパイル基礎を採用し、堤防法面を大きく傷めることなく安定した支持を確保しています。





