茨城県笠間市笠間駅北広場は、地域住民のための多目的広場です。
駅北口から徒歩圏内のこの広場は、平時には地域住民の憩いの場として活用され、災害時には近隣住民の一時避難場所としての機能を果たすよう計画されました。
こちらの笠間駅北広場へ防災機能を備えたアルミ屋根付きパーゴラ『アルミ屋根アルーバー ALV-Y-3430』と、かまどベンチ『ヘッツ HET-15-65』を納入いたしました。
『アルミ屋根アルーバー』はアルミ製の面材屋根を組み合わせた製品で、ルーバー製とは異なり大きな日陰を作り出すことができます。また少しの雨であれば雨よけとしても機能し、防災時には四方に幕を取り付けることで防災用のテントとして活用できる設計となっています。
パーゴラの躯体を利用することで風に強いテント設営が可能となり、地域住民の安全確保に貢献します。
かまどベンチ『ヘッツ』は、平時にはベンチとして利用でき、ベンチの中に折りたたみ式コンロが収納されている製品です。
災害時や防災訓練、地域の寄り合いなどで折りたたみ式コンロを使用することで炊き出しや簡単な調理が可能となり、地域力の活性化にも役立つ製品です。
日常は住民の憩いの場として、非常時には防災拠点として機能する多目的な空間が完成し、地域コミュニティの防災意識の向上に寄与する公園となりました。