西公園は、1875年(明治8年)に開園した仙台市内で最も古い公園で、広瀬川の左岸に位置する約10.8ヘクタールの広さを持つ歴史ある総合公園です。
桜の名所として知られ、春には多くの花見客で賑わうほか、伊達政宗公ゆかりの「臥龍梅」やイチョウの古木など、歴史的な樹木も存在します。
また、蒸気機関車や巨大なこけしの塔、芭蕉句碑なども展示されており、四季を通じて市民や観光客に親しまれています。
この歴史と自然が調和する西公園の魅力をさらに高めるべく、広瀬川に面した場所に当社の製品を複数納入させていただきました。
まず、低床デッキ部には箱型ベンチ「ハコベン 縁台空豆」を納入しました。
この製品は、その名の通りソラマメのような形状をしており、座る向きを自由に選べるため、家族連れやグループでの利用に適しています。
再生木材を使用しているため、耐候性に優れ、西公園の自然環境にもマッチしています。
広瀬川を眺められる場所には、「ハコベン リラックス」を納入しました。
背もたれが後方に傾斜しているリラックスタイプのベンチで、ゆったりと川の流れを眺めながら休憩できるようになっています。
こちらも再生木材製で、公園の景観を損なうことなく、利用者に快適な休息の場を提供します。
さらに、園内の高低差のある場所には特注品の階段デッキを納入しました。
この階段デッキは、段鼻の視認性を高めるために再生木材の色を変えて製作しています。
これにより、安全性が向上し、特に夜間や薄暗い時間帯での利用者の安全確保に貢献しています。
これらの製品により、西公園はより魅力的で機能的な空間となりました。
歴史ある桜並木や広瀬川の景色を楽しみながら、快適に過ごせる場所として、地元の方々や観光客に親しまれることが期待されます。