栃木県小山市の城山公園は、思川の河畔に位置します。1150年小山正光氏が居城として構えた祇園城の跡地でもあり、歴史ある憩いの場として地域住民に親しまれています。この度、公園の利便性と魅力向上を目的とした整備事業が行われ、当社の製品が採用されました。
公園内のデッキ上には、箱型ベンチ「ハコベン 縁台四角」(ZKY-MKY-SY-EN-15)を納入しました。再生木材を使用したこのベンチは、温かみのある質感と耐候性を兼ね備えており、思川が作る穏やかな風景を楽しむ来園者の憩いの場となっています。
また、公園内の木陰には、「ハコベンSS リラックス」(ZKY-SS-RE-2000)を納入しました。このベンチは、スチールプレートで形成された優雅な曲線の側面パネルが特徴的です。SSPコーティングを施しているため、防錆性に優れており、屋外での使用に適しています。背もたれが傾斜しているため、ゆったりとした姿勢でくつろぐことができ、公園での長時間の滞在を快適にしています。また、ベンチに腰掛けて思川の流れを眺めることができます。
公園入口の坂道には、ソーラーフットライト「対角線のソラーポ」(SLP-X06)を納入しました。四方向に光を照射するこのフットライトは、夜間の安全な歩行をサポートするとともに、幻想的な雰囲気を演出しています。独立電源式のため、配線工事が不要で設置が容易なうえ、環境にも配慮した製品です。
さらに、公園入口とトイレ脇には特注のルーバーサインを納入しました。再生木材を使用したルーバー材が特徴的なこのサインは、公園の地図と説明文を掲載しています。ルーバーデザインにより、周囲の自然環境に馴染みながらも、必要な情報をしっかりと伝える役割を果たしています。
これらの製品群により、城山公園はより快適で魅力的な空間へと生まれ変わりました。歴史ある公園の景観を損なうことなく、現代的な機能性を備えた設備を整えることで、幅広い世代の市民がより一層親しみやすい公園となりました。異なるタイプのベンチを使い分けることで、利用者の多様なニーズに応え、思川の景観を楽しむ静かな憩いの場と、開放的な芝生エリアでのリラックスした時間の両方を提供しています。