隅田川の流域整備事業の一環として、足立区新田一丁目付近の防潮堤沿いに再生木材デッキを張った特注のアルミ階段と、防護柵設置基準SP種の転落防止柵『ビスタ SWSP』、手すり2段付き、同じくSP種の高欄『レーリング SP-2K』、ユニバーサル手すりとしてステンレス材の『ステンレス憩木』とアルミ材の『アルミ憩木』、遊歩道には現場で角度調整できる転落防止柵『ビスタ EVE』を納入しました。アルミ階段以外はイージーオーダー品になります。
現場は隅田川と新河岸川の合流地点から約1kmの周辺で、荒川と隅田川が近接する地域で、団地やマンションなどの住宅も多く存在します。
特注のアルミ階段とSP種転落防止柵が納入されたのは、足立区立新田稲荷公園付近で、防潮堤を跨いで設置されており、防潮堤の上には安全のため『レーリング SP-2K』が設置されています。
ステンレス手すりが設置されているのは、「新東京都民ゴルフ場」から隅田川沿いに少し下った付近です。防潮堤の天端部や川との境にはSP種の高欄『レーリング SP-2K』、そこから川下方面へ向かう遊歩道の内陸側には転落防止柵『ビスタ EVE』が設置されています。こちらは『レーリング SP-2K』の四角い支柱と異なり、円形の支柱で、防護柵設置基準のP種強度を担保しています。また、その近くにはアルミ憩木手すりも設置されています。
アルミ材は鋼材と比較して軽量で、耐候性も高いため、河川沿いの護岸整備での実績が多くあります。