2026年の完成を目指し再整備中の瑞穂競技場(パロマ瑞穂スポーツパーク)は、昭和25年に第5回国民体育大会が行われた歴史ある運動公園です。24ha以上の広大な敷地の北側には、松並木散策路があります。手すりの奥に映る白い建物は「パロマ瑞穂アリーナ」です。このアリーナと松並木の間には山崎川が流れており、近隣住民や公園来訪者の散策路として親しまれています。
山崎川の桜並木は「日本さくら名所100選」に選ばれた名所として知られています。春になると、川沿いに咲き誇る約600本もの桜の花が圧巻の景観を作り出し、多くの人々を魅了します。
桜の季節には、散策路を歩く人々が花見を楽しむ姿が見られ、公園の魅力をさらに高めています。
この散策路へのアクセス向上のために設けられたスロープへ、アルミ製ユニバーサル手すり『アルミ憩木(2段タイプ・スモークグレーカラー)』を納入しました。『アルミ憩木』にはマットブラウンとスモークグレーの2色があります。スモークグレーはマットブラウンよりも明るく、彩度は低いため都市部や史跡に多くの納入実績があります。
この現場でも、低彩度の色味が景観と馴染んでいます。
桜の季節には、スモークグレーの手すりが桜の淡いピンク色と調和し、自然と人工物が見事に融合した美しい光景を作り出しています。これにより、四季を通じて楽しめる魅力的な散策路となっており、地域の人々に愛される空間となっています。