松阪市は三重県のほぼ中央に位置し、西部は山岳地帯で奈良県に接しており、東部は伊勢湾から伊勢平野が広がっています。
三重県は全域が南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されていますが、その中で松阪市は南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に指定されており、津波避難困難地域の解のため2基の避難タワーを整備しました。
その2基の避難タワーにそれぞれ、ソーラー照明灯「ソライト」のイージーオーダー品と、規格品を、スロープや階段部には転落防止柵を納品しました。
「ソライト」のイージーオーダー品は人感センサー付きの照明とソーラーパネル・蓄電池が分離した仕様です。日没を検知すると自動的に出力を抑えた明かりが点灯し、人を感知した時に100%の出力で点灯します。
1灯の消費電力が少なく一台のソーラーパネルで複数の照明を運用でき経済的です。避難タワーでは階段部に設置され、夜間避難の安全性を高めています。
「松名瀬津波避難タワー」は、櫛田川と伊勢湾の間にあり県道777号にほど近い場所にあり161人が避難できる施設です。