伊勢市は伊勢平野の南端部に位置し、中央に3つの一級河川が流れ、南部に丘陵地帯が広がる伊勢志摩国立公園の玄関口です。
三重県は全域が南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されていますが、その中で伊勢市は南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に指定されており、津波避難困難地域の解のため8基の避難タワーを整備しました。
その中で最後の1基となる「二見今一色津波避難施設」に、ソーラー照明灯「ソライト」のイージーオーダー品と、規格品を、スロープや階段部には転落防止柵を納品しました。
「ソライト」のイージーオーダー品は人感センサー付きの照明とソーラーパネル・蓄電池が分離した仕様です。
日没を検知すると自動的に出力を抑えた明かりが点灯し、人を感知した時に100%の出力で点灯します。
1灯の消費電力が少なく一台のソーラーパネルで複数の照明を運用でき経済的です。避難タワーでは階段部に設置され、夜間避難の安全性を高めています。
「二見今一色津波避難施設」は、勢田川の河口、水辺から100mほどのところにある施設です。