走水水源地は、明治9年、フランスの造船技師レオンス・ヴェルニーが豊富な湧水を製鉄所で使用するために整備した歴史ある水源地です。
当時作られたレンガ造貯水池とコンクリート造浄水池は、国登録有形文化財・日本遺産構成文化財に指定されている現役の施設です。
こちらの場所、以前は期間限定で一般開放されていたそうですが、この度整備を行い通年開放されるようになりました。
その整備に伴い、転落防止柵、門扉、再生木材デッキ、手すりを納品しました。
芝生広場へ向かう入り口には高低差を解消するためのデッキと門扉・手すり付き転落防止柵で利用者のアクセスをサポート、浄水施設脇を通り湧水を汲める「ヴェルニーの水」へ向う通路には手すりを設置しています。
透明度の高い自然海岸である走水海岸や、100本以上の桜を眺められ訪れた人々が憩い・楽しめる空間に景観融和性の高い製品が馴染んでいます。