山陰地方を旅してきました。この現場は明治31年(1898)完成した島根半島東端の地蔵崎の先端にある美保関灯台にある展望デッキです。
日本海を眺めながらフレーミングを決めている時、当たり前ですがこの防護柵(SWGTワイヤー)が縦格子のSWGTだったらこの気持ちよさは感じられないだろうと感じました。
川や海への転落を防止する為に設置される転落防止柵は、安全の事を考えて縦格子を選択するケースが大半です。
でも180度に広がる大海原を前にしたこのようなケースの時は直径φ6のワイヤーを使用した開放感のあるタイプが似合います。
そうすればその場所が持つポテンシャルを100%発揮できます。強度については支柱と笠木で十分担保とれています。