10年前から入居しているオフィスのエレベーターがリニューアルされました。
色々な機能が最新のサービスに変わりました。でもエレベーター内の狭い空間の中で一番の違いを感じたのは、壁の色やテクスチャーです。
最近のホテルやマンションと同じように、木目のシートに変わっていました。
落ち着いた色合いの広葉樹のシートには、微妙な凹凸も施されています。
僕たちが製作しているユニバーサル手すり「憩木」にもセコロラップを装着したF7(エフセブン)と言う製品があります。
バーチ色のフェイクのシートですが、不燃認定を受けている優れものです。耐候性に優れていて、いつまでも新品のような色合いを感じさせてくれます。
自然素材のもつ多様な表情と、色落ちしない再現性は再生木材や天然木材では表現できない、21世紀のマテリアルだと感じています。