初代吉川橋が架けられたのが明治7年(1874)、その後 昭和2年(1927)に架け替えられた橋が今年再度架け替えられました。
その高欄を僕らが制作しました。
先代の意匠に合わせて欲しい。
軽くして欲しい。
という要望に超薄肉コンクリートのHPCという素材と僕らの得意なアルミ形材を使ってこたえました。
HPCとは、鉄筋やPC鋼材などのように錆びることのないカーボンワイヤーを緊張材とし、プレストレスを導入して凝固させた、膨張剤入りコンクリートです。
38mmの薄さのコンクリートに先代の高欄に使用されていた表面の洗い出し仕上げを表現しています。
納入先
吉川橋
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