僕らの製品にアルミとセコロウッドの組み合わせで、スクエアのフォルムをしたアルーバーというパーゴラがあります。
この製品にアルミキャストの屋根を載っけてアルーバーazumayaを発売しました。
仕口の納まりや施工性の検討、構造計算を繰り返しての肉厚の決定等、開発していく中での試行錯誤はいつもの通りでしたが、今回はすごく楽しみな事がありました。
アルミキャストで製造するという事はテクスチャーにこだわれるという事です。
特に下から見上げた時の天井面のテクスチャーには何か意味を持たせたいなと思いました。
サンプルを数種類製作し、検討を重ねた結果採用したのは、和紙で作った水紋を型にしてそれを表現したテクスチャーです。
「水紋を下から見上げる」日常ではあり得ない目線です。