カーン氏の「ストリートファイト」の中に塗料の話が出てくるのが気になってました。「・・・・熱可塑性樹脂塗料(舗装に直接塗られるポリマー塗料)あるいはアクリル変性エポキシ樹脂塗料・・・・」。アスファルトに直接塗って車道を歩道に変えたり、自転車レーンやバスレーンに改良する方法の記述の時に出てきました。この写真はアスファルトに上記の塗料で絵を描いて歩道にしています。元は車道だったところを一方通行にして自転車レーンと歩行者レーンにしたのでしょう。この街を歩いて感じたのは歩道が車道より高くなっていない場所が多いという事です。多分、元車道を歩道にしたところが多いからだと思いました。バスレーンの赤色、自転車レーンの緑色は定番です。屋外の場合、天井と壁は自分達ではどうにもなりませんが床だけは設えます。アートで表現する歩行空間は歩きたくなりますね。
NY-05