CommunityFurniture #5
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300これまでも、これからも、ものづくりを、ひたむきに誰もが使いやすい公園、災害時に役立つ独立電源、市民が安全で使いやすい公共空間での「あたりまえとは何か?」をいつも考えてきました。人のこと、街のこと、環境のことを考えて、作って、話しあって、直して成長してきた風憩セコロ。これからも「社会の課題を解決する製品とは何か?」を考えてカタチにしていきます。ものづくりのライフサイクルものづくりは作って出荷して終わりではありません。私たちは、ものづくりを続けていけるよう使い終わった後のことを考えます。電気自動車の蓄電池をリパーパスしたりソーラーパネルの強化ガラスをフットライトの灯具カバーにアップサイクルしたり。ものづくりで培った技術で製品を生まれ変わらせます。居心地の良いまち私たちの暮らすまちは常に様々な社会課題を抱えています。高齢化や空き家問題、暑熱対策など。安心で安全な暮らしは「居心地の良いまち」であることが大切なのではないでしょうか。風憩セコロが大切にする「中庸」な、ものづくりは多様な人々に寄り添う設計思想で作られています。災害に強いまち災害は地震や津波だけではなく豪雨や大規模火災、避難先での二次被害など様々な状況が考えられます。風憩セコロの防災製品は、災害時に特別に使用するものではなく、「災害に役立つ日常的に使うもの」をテーマに開発されています。普段から使用することで自主防災意識の醸成に役立ちます。森の国、日本日本は、国土の約7割が森林です。これは先進国の中でも上位で世界平均の約3割を大きく上回ります。健全な人工林は自然の恵みだけでなく、土砂災害の防止にも繋がります。林業を活性化させ、健全な人工林を増やしたい。私たちができること。それは地域産材を使用した安心して使える製品を作ることです。26th years

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